top of page
有限会社 平野晒工場
晒加工・のり抜き・天日干し
広幅・小幅ガーゼ加工
生地のり抜き
乾燥機を使わない天日干し
初めてのお風呂へはいるかのような気持ち?
私たちの手元に生地が届くときは機織り屋さんが糸を一本一本丁寧に織った商品が届きます。それらを大きな釜に投入していきます。生地を水に浸けることによって糸は大きく伸縮します。仕上がり時は10%ほど縮みます。
生地に水を吸わせるということは初めてで、どのような変形するかは釜を開けてみないとわかりません。
二つとして同じものはできません。一つ一つ糸に特徴がありとても難しい工程と言われます。
生地にとっては初の入水となります。
私たちも生地の気持ちになることで思いが生地に吹き込まれより良い製品になっていく。
そう思いながら釜入れ作業を行っております。
天日干し
地上8㍍(ビルの3階相当)にある柱に登り丁寧に干していきます。今では見かけない屋内での柱での天日干し。生地にストレスを与えない干し方で仕上がりで他とは違う仕上がりにしていきます。
乾燥機で干したくはないが、乾かすところがないという意見もよく聞きます。
そんなときは是非お問い合わせください。
お待ちしております。
和晒に使用する大釜
容量6000㍑相当の大釜に生地をめいいっぱい敷き詰めていきます。
専用の薬品を入れながら昔ながらのノウハウを駆使して炊いていきます。
釜入れから約四日間は水に浸しておき、経過状況を監視しながら工程を進めていきます。生地の量によって水の量、蒸す時間などはかわってくるので時に色ムラがでるときもあるくらい毎回環境はかわります。
しかし、この作業を疎かにす仕上がりが大きく変わってきます。生地を初めて水につけることにより、一つ一つ違いがあり思考錯誤しながら工程を進めていきます。
bottom of page